- Home
- BumpyToday, エキップメント
- 冬は+メリノウール
冬は+メリノウール
- 2021/10/26
- BumpyToday, エキップメント
10月20日ごろから一気に寒くなり、あと1、2週間もすれば紅葉も楽しめそうですね?
ところで皆さんは冬用のインナーは何を使っていますでしょうか。
各メーカー様々なテクノロジーを持った製品を出していますが、冬用スポーツインナーを選ぶときに共通する判断基準はおそらく『暖かくて汗冷えしないもの』。
様々な製品がありますが正直使ってみないとわからない。ですがメリノウールの存在を知っていれば選択肢は狭まるかも。
吸水性 | 吸湿性 | 速乾性 | 保温性 | 摩耗性 | 耐熱性 | 耐アルカリ性 | 耐酸性 | |
ポリエステル(加工なし) | ✖️ | ✖️ | ○ | ▲ | ○ | ▲ | ○ | |
ナイロン(加工なし) | ▲ | ▲ | ▲ | ○ | ▲ | ○ | ✖️ | |
ポリエステル+ナイロン(加工済み) | ◉ | ◉ | ◉ | ○ | ○ | ○ | ||
メリノウール | ○ | ○ | ○ | ◉ | ✖️ | ○ | ✖️ | ○ |
ほとんどのポリエステルやナイロンのインナーは親水性化合物をねりこんだり、繊維の形状に「異形断面」や「微多孔構造」を採用することで、毛細管現象が起こり、天然繊維を上回る吸水性や速乾性を付与しています。ですがここに保温性を高めようとすると吸水性や速乾性のポテンシャルを落とさなければなりません。(ここがどのメーカーも難しいところではないでしょうか?)
メリノウールは保温性に優れていることや耐臭性や耐UVなど化繊に負けないポイントがあります。吸水性と吸湿性も素晴らしく、繊維自体で水分を吸収しますが繊維の表面は水分を弾く性質を持っているため生地が触れている場所はドライなわけです。そのため登山ではもうメリノウールのインナーは今や欠かせないアイテムになっています。
しかし欠点があります。それは急激な汗には対応できない点。大量に汗をかく場合には汗の処理が追いつかないのです。
そこでポリエステルとナイロンとメリノウールを組み合わせて吸水性、速乾性、保温性、肌触り、形状記憶性、耐摩耗性などが高い製品を生み出せないかと。
こちらはそれぞれ製法は違えどメリノウールとポリエステルやナイロンを組み合わせた製品になります。どちらもそこそこいいお値段ですがこの時期からは間違いなく頼りになるアイテムですよ!
そしてMAVICからはメリノウールを使ったジャージもあります。
肌触りは柔らかく着心地いいですね。フィット感もかなりあります。
ぜひお試しください!